本日、成人の日 そして舞楽始式の日

January 11, 2016

                                          写真は蘇莫者(そまくしゃ)の一場面から

 

 

本日、奈良 春日大社では、一年間 神々につつがなく 舞楽がご奉仕できるよう祈念する神事が執り行われました。 楽は7〜8世紀ごろ大陸各地から伝来したもの。とあります。

 

神事芸能として脈々と繋がってきた一部を 春日大社「林檎の庭」で鑑賞することができました。

聞こえてくるのは日本的な雅楽・・・しかし装束はオリエンタルで雅な色使い。 

凛とした空気にぐっと引き寄せられ、冷たい足の裏を感じながらも、見入る人が沢山おられました。

 

気になったのは 写真の蘇莫者のお面・・・このお面、老猿で口元は舌が出ている姿なのです。 

蘇莫者の内容は 聖徳太子(または行者)が笛を吹いていて、その曲に感じ入った山の神が現れて舞ったという説が有力らしいのですが・・・それでは舌の事は謎なままです。

 

そんな中、インドで崇拝されている黒い女神の容姿が蘇莫者に似ているのでは 

との考察があるのを知りました。 

正倉院蔵の蘇莫者面が 黒い色彩を施され、牙が見られるらしく・・・

山の神はもしかすると インドの女神様なのではないでしょうか。

 

当時、海外からの「贈り物」として伝わった舞楽。

輸入して取り入れ、歴史を重ねるうち、物語の内容が後から付いたという想像もできそうです。

 

また この他の演目について見ると、蛇が花等に置き換えられるなど、

グロテスクなものを避けて変化させるのを好んできたようです。

 

成人の日の今日、日本人の好み、変化、雰囲気を見たように思います。

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