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【9月より移転お知らせ】→7月6日更新
・次回、松屋銀座「NARA TEIBAN」でのポップアップは9月17日~19日を予定しております
プロフィール
登録日: 2019年11月1日
記事 (37)
2026年7月17日 ∙ 2 分
聖地巡礼
鯖江の卸業者・A社長とともに、サンプラチナを扱う工場を訪ねた。 これからも安定してサンプラチナを届けていくためには、供給実績のある組織と手を組むことが欠かせない。そう考えての訪問だった。 しかし、同じ「シンプルな眼鏡」をつくる者同士でも、最初はなかなか話が噛み合わなかった。 見た目は同じ一本でも、製造工程の順番は職人ごとに違う。 どこから手を付けるのか。どこで精度を出すのか。どこで時間をかけ、どこで省くのか。 製造には、それぞれが長年積み重ねてきた"リズム"がある。 同じ地表でも、地層の断面が違えば見える景色が違うように、その積み重ね方は人それぞれなのだ。 A社長と昼間に向かったのは、福井名物「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼。 創業は1913年。 百年以上続く今や福井の味である。 食事をしながら、A社長がこんな話をしてくれた。 鯖江には、本来たくさんの技術や工夫が積み重ねられている。けれど、その「なぜそうするのか」という理由や過程までは十分に受け継がれず、当たり前にできていたことが、いつの間にか再現できなくなっていることがあるという。...
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2026年3月31日 ∙ 2 分
眼鏡の現在と、フェード・イン
3月28日、松屋銀座でのポップアップの日。同じ日に、JINS銀座店がオープンしていることを知りました。 中央通りに面したその場所は、向かいにApple。海外からの人であふれ、日本の今の空気をそのまま映しているような通りです。 建築とデザインによって整えられた空間の中で、手に取りやすい価格で眼鏡が選べる。そこには、これまで積み重ねられてきた工業化や効率化の結果があり、眼鏡というものが一つの完成形として提示されているように感じました。 眼鏡が「選ぶもの」になり、日常の中で複数を使い分けることができる。それは「見える」という行為を広げ、生活の自由度を確実に高めてきたと思います。 その光景を前にして、あらためて考えました。自分はなぜ、一本ずつ手で作るのか。 時間も手間もかかるやり方です。けれど、その過程の中でしか見えてこないことがあります。 削ぎ落としていく中で残る形や、かける人とともに変わっていく眼鏡のあり方。 すでに多くのことが整えられた今だからこそ、別の方向から眼鏡に関わる余地があるのではないかと感じています。 様々なものに触れやすくなった時代。基準が底上げされたからこそ、個人の発...
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2026年2月2日 ∙ 2 分
TEIBAN展に参加いたします
『「プロセスが生む。ものづくりの哲学展」 ―好きからはじまる、問いの軌跡― 2月11日(祝・水)― 17日(火)最終日 午後6時閉場 松屋銀座1階 スペース・オブ・ギンザ 木の道具、布の技、装い、香り、音楽、アート――。 17の作り手が、それぞれの「プロセスの哲学」を携えて集いました。 折敷や木箱、奈良晒、アパレル、椅子、鉄の小物、薬湯、ジャズレコード、貝釦、絵画など、生活文化をかたちづくる多様な世界が交差します。 いいものは、最初から完成していたわけではありません。 うまく言葉にできない問いを抱え、少し迷って、立ち止まり、 それでも、やめなかった時間がありました。 効率のいい答えより、腑に落ちるまで考えることを選ぶ。 正解らしきものに追いつくより、自分の中の「なぜ」を手放さない。 その積み重ねが、いつのまにか、人に伝わる「らしさ」になっていきます。 プロセスとは、作業の順番ではなく、考え続けてきた時間のこと。 プロセスがブランドになる。それは、思想が、静かに信頼へと育っていく、 その途中を見つめることなのだと思います。』 官民協働のブランド開発支援事業である「...
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